暦の上ではもう秋とはいえ、まだまだ暑い日が続き体調管理も大変ですね。健康づくりを促進する「健康増進普及月間」でもある今月は、ウェルネスやヘルスケアをテーマに、カラダやココロを豊かにする施設をピックアップします。

次世代の予防医療を目指すイノベーション拠点｜慶應義塾大学 予防医療センター

近年は病気になってから治療するのではなく、病気になるのを予防する「予防医療」の重要性が高まっています。慶應義塾大学 予防医療センターは、新しい知見と技術で「健康寿命の延伸」を追求追し「予防医療」の可能性を切り拓くイノベーション拠点です。当社は診察室を除く共用エリアのデザインを担当。天然石や木の無垢材、和紙などの自然素材が持つチカラを活用することで、都心のビルでありながらもアーバンリゾートのような居心地のよい上質な空間となっています。

健康診断と外来診療を併設し地域の方々の健康を育む｜イーストメディカルクリニック

イーストメディカルクリニックは今年、浦和PARCOのクリニックモール内に移転オープンした、未病から治療後まで寄り添うクリニックです。当社は、診療規模拡大に伴う移転先物件のコンサルティングやミッションの再定義からサポート。予防のための「健診施設」と治療のための「外来診療」がワンフロアで連携し、地域の方々もスタッフもスムーズに安心して診療ができるよう、レイアウトや空間づくりに様々な工夫が施されています。

関西最高水準のウェルネスオフィス｜アーバンネット御堂筋ビル

国際基準である「WELL認証」の取得を予定しているこのビルは、充実したテナント専用スペースやアートで働く人々の心身の健康と仕事時間の充実・生産性向上を目指しています。当社は共用部デザイン監修、設計・施工（内装/FF＆E/アート）を担当。ウェルビーイングの観点から、水、緑、土という⾃然要素をキーフロアのテーマとしてデザインしています。また、ヘラルボニーをはじめとする様々なアーティストによるアート作品を空間に展開することで、働く人の感性や想像力を刺激し、こころの幸福からウェルビーイングの充実を図っています。